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★お悩み★
- 脂質を減らさないと痩せないよね
- 極端なダイエットで肌がガサガサ
- ダイエットをしてなんだか体がダルい
ダイエットと聞くと「脂質は悪!」と考えがちですが、実は脂質を完全にカットするのは危険です。
脂質は体のエネルギー源やホルモンの生成、細胞膜の維持などに不可欠な栄養素です。
ただ、現代の食事では意識しないと、脂質が過剰になってしまうというのも事実です。
脂質を正しく摂取しながら、健康的に体を整えることが重要です。
本記事では、脂質をうまく取り入れながら健康的に痩せる方法を解説します。
正しい知識でバランスの取れた食生活を実現し、理想のスタイルを目指しましょう!
脂質は、たとえダイエット中であっても非常に重要な栄養素です。
適切な脂質の摂取は健康を保つために不可欠であり、脂質を無視することはできません。
この項では、以下の脂質の役割について詳しく解説していきます。
★脂質の役割★
- 細胞膜の構成成分
- エネルギー源
- ホルモンの構成成分
- 皮下脂肪が体を保護
- 血液サラサラ効果
1. 細胞膜の構成成分
脂質は、細胞膜の主要な構成成分です。
私たちの体の細胞膜は、主に『リン脂質』や『コレステロール』で構成されており、これらの成分が細胞の形を維持し、必要な物質を細胞内外で効率的に輸送する役割を担っています。
質の悪い脂質を摂取したり、過剰なストレスがかかったりすると、細胞が酸化しやすくなり、細胞の機能が低下します。
健康全体に悪影響を及ぼし、肌のトラブルや代謝機能の低下、免疫力の低下を招くことがあります。
良質な脂質をバランスよく摂ることは、細胞の健康を保つためにも非常に重要です。
2. エネルギー源
脂質は1gあたり9kcalのエネルギーを産生し、タンパク質や炭水化物の2倍のエネルギー効率を持っています。
ダイエット中に脂質を適度に摂取することで、効率的にエネルギーを補給することができます。
特に、中性脂肪として蓄えられた脂肪は、体が必要とするエネルギーとして活用されます。
脂質は体のエネルギー源として、長時間の運動やカロリー不足時に重要な役割を果たします。
3. ホルモンの構成成分
脂質は、女性ホルモン(エストロゲン)や男性ホルモン(テストステロン)、さらにストレスに対処するホルモン(コルチゾール)など、多くのホルモンの原料になります。
脂質が不足すると、ホルモンバランスが崩れやすくなり、女性では生理不順や肌荒れ、男性では筋力低下や精力減退といった問題が生じることがあります。
ストレスホルモンのバランスが乱れると、メンタル面にも悪影響を及ぼすことが知られています。
4. 皮下脂肪が体を保護
脂質は、皮下脂肪として体の内臓を保護する役割も持っています。
内臓の周りに脂肪があることで、衝撃から内臓を守り、体温を適切に保つ役割を果たします。
寒冷地では、脂肪が少ないと体が冷えやすくなるため、適度な脂肪があることで体を冷えから守ることができます。
5. 血液サラサラ効果
オメガ3脂肪酸を含む食品(魚、チアシード、亜麻仁油など)を積極的に摂取すると、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を予防する効果が期待できます。
★オメガ3脂肪酸の効果★
- 動脈硬化の予防
- 心筋梗塞の予防
- 脳梗塞の予防
- 糖尿病の予防
- うつ病・認知症のリスク低減
揚げ物やジャンクフードに含まれれいる油は酸化していて太りやすく、体の老化をどんどん進めてしまいます。
血液をサラサラに保つためにも、良質な脂肪を摂ることが重要です。
脂質は、何でも摂れば良いというわけではありません。
飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の摂取を控え、不飽和脂肪酸を中心に摂ることがダイエットにおいて重要です。
わたしがおすすめする脂質はこちらです。
- オリーブオイル
- 菜種油
- ココナッツオイル
- 亜麻仁油
- ごま油
- えごま油
- MCTオイル
- アボカドオイル
- 米油
- ギー
これらを参考に、日常的に料理に取り入れてみてください!
脂質は、1日の摂取エネルギーの20〜30%を目安に摂取することが推奨されています。
例えば、1日の摂取エネルギーが2000kcalの場合、脂質から400〜600kcalを摂るのが理想的です。
これは脂質の量に換算すると約44〜66g程度であり、この範囲を目安に摂取することで、健康を維持しながらダイエットを進めることができます。
摂りすぎても、逆に不足しても体調を崩す原因となるので、バランスを保つことが大切です。
脂質をゼロにする危険性
「脂質を摂らないほうが痩せる」と思っている方も多いかもしれませんが、脂質をゼロにするのは非常に危険です。
脂質が不足すると、先に述べた細胞膜の機能が低下し、エネルギーが不足し、ホルモンバランスが崩れることになります。
脂質不足は代謝の低下にもつながり、結果的にダイエットの停滞やリバウンドのリスクを高めてしまいます。
脂質は、適度に摂取することで体の正常な機能を維持し、ダイエットを長続きさせることが可能です。
脂質の過剰摂取
一方、現代の食生活では、脂質を過剰に摂取してしまいます。
加工食品や外食、スナック菓子、ファストフードには、多くの脂質が含まれており、知らずのうちに摂取量が増えてしまいます。
日常的に利用する食品や料理の中には、目には見えない形で多くの脂質が含まれています。
揚げ物やドレッシング、菓子パンなどには、トランス脂肪酸や飽和脂肪酸といった健康にこれらを毎日摂り続けると、肥満や生活習慣病のリスクが高まります。
毎日の食事の見直し、脂質の多い食品を減らしながら、良質な脂質を選ぶことが健康的な生活大事ポイントです。
ダイエット中でも、脂質を完全に避ける必要はありません。
外食や加工食品に含まれる脂質をうまくコントロールしながら、バランスの取れた食事を楽しむ方法を知っておくことが重要です。
外食時や日常の食事で脂質を適切に管理するための具体的な工夫をご紹介します。
外食での脂質コントロール方法
外食では脂質が高くなりがちです。脂質を抑えるための工夫をしましょう。
ドレッシングやソースは別添えで頼む
サラダや料理にかけるドレッシングやソースには、想像以上に脂質が多く含まれていることがあります。
ドレッシングやソースは別添えにしてもらい、必要な分だけ自分で加えることで、無駄な脂質をカットできます。
調理法に注目する
外食では、調理方法に注目しましょう。
揚げ物(フライ、天ぷらなど)は特に脂質が多いため、できるだけ避け、グリルや蒸し料理、焼き料理を選ぶようにします。
バターやクリームを使った料理も脂質が高いため、オリーブオイルを使った料理やあっさりした味付けのものを選ぶのがおすすめです。
前菜やサイドメニューを活用する
メインディッシュに加え、野菜や豆類を中心とした前菜やサイドメニューを取り入れることで、満足感を得つつ脂質の摂取を抑えることができます。
例えば、スープや温野菜サラダを選ぶと、自然に脂質を減らすことができます。
加工食品での脂質コントロール
加工食品には、目に見えない脂質が含まれています。
食品ラベルを確認して、どのような脂質が含まれているかを把握することが重要です。
食品ラベルをチェックする
食材を買うときには、食品ラベルや栄養成分表示を確認するようにしましょう。
食品の栄養成分表示には、脂質の量だけでなく、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸の含有量も記載されています。
これらは過剰に摂取すると健康に悪影響を与えるため、可能な限り避けるべきです。
ウインナーやベーコンはタンパク質と認識して摂取している人がいますが、実はそれ以上に脂質が多いです。
「ノンフライ」「低脂肪」と記載のある食品を選ぶことで、脂質の摂取量を減らすことができます。
トランス脂肪酸に注意する
トランス脂肪酸は、主に加工食品や揚げ物、マーガリン、菓子類に多く含まれています。
トランス脂肪酸は悪玉コレステロールを増やし、心臓病のリスクを高めるため、できるだけ避けることが望ましいです。
可能であれば、成分表示に「トランス脂肪酸ゼロ」と明記されている食品を選ぶと安心です。
高脂質の食事でも健康的に楽しむための工夫
少量でも満足感を得る
高脂質の食品は少量で満足感を得やすいため、量を控えめにして楽しむのがポイントです。
例えば、オリーブオイルやアボカドを使った料理を少量加えるだけでも、風味や満足感が増します。
調理するときに油をドバドバ入れがちなので気をつけて!
バターやクリームを使う料理でも、適量を意識するだけで脂質の摂取をコントロールできます。
良質な脂質を選ぶ
健康的な脂質を含む食材を意識して選ぶことで、高脂質の食事でも体にはいい影響があります。
例えば、オメガ3脂肪酸を含む魚、ナッツ、アボカド、オリーブオイルなどは良質な脂質を豊富に含んでいます。
意識して取り入れることで、心臓や脳の健康にも良い影響を与えることができます。
一日のバランスを考える
高脂質の食事を摂る日は、他の食事で脂質を控えることで、一日の総摂取量を調整しましょう。
朝食や昼食を軽めにして、夕食で少し脂質を楽しむなど、一日の中でバランスを取ることが大切です。
脂質はダイエットの敵ではなく、むしろ適切に摂取することで健康を保ち、効率的に痩せるための強力な味方になります。
「脂質ゼロ」を目指すのではなく、バランスよく質の良い脂質を取り入れて、健康的で持続可能なダイエットを目指しましょう。
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